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執筆者の写真Yuichiro Kasakawa

ピンストライプレタリング

嘗てから声の多かった筆を導入しました。

私は長年スプレーアートの経歴が豊富で、筆のイメージはあまりなかった。




しかし、この度、行きつけの焼き鳥【やまもと】のマスターから

フィギュアのカスタマイズのご依頼を受け、


これはチャンスだ。これを機に筆使いもマスターしていこうと決心し。


ピンストライプで使用される定番のアメリカ製の1shot inkを購入。

そのインクに相応しい筆(ブラシ)も購入し


早速トレーニングに励みました。

なかなか触る事のなかったギアなだけに


最初はYouTubeなどを参考にしました。

レタリングブラシ(文字を書く筆)とピンストライプブラシ(模様を描く筆)では

扱い方が異なり、両方ともとても楽しく

時間を忘れる程でした。


インクとReducer(希釈液)とのバランスが

特に大切で、この配合をミスると

掠れや、滲みの原因になります。


またカーブを描く際はインクに引っ張られる感覚と

ラインを乱さず、回しながら筆を走らせる様に描くスキルは

とても気持ち良くて



まるでスノーボードのカーヴィングに近いものと捉えました。


感覚が掴まれば、後はスムーズなもので

体に覚え込ませて、場数を踏む。


まぁ、そんな事を言っていても

待ってるお客様を忘れてはいけない!って事で


さぁ、そろそろ行ってみよ!

と徐にフィギュアを手にして

レザージャケットに筆を走らせました。

内心ドキドキですが、

行ったりましたw w w


その処女作がコチラです。

両腕に羽根🪽と背面にスカル💀を描いて欲しいとのリクエストに添いながら

肩のラインにはアルファベットで

"YAMAMOTO"を嵌め込みました★



私のオリジナルレタリングの

笠地蔵レタリング

のお出ましです!



普通はピンストライプレタリングというと

オールドスクールなアメリカンなフォントを思うかもしれませんが、私の場合は

基本のフォントが既に身についてるので

敢えてオリジナルで展開していきます。



追求に追求を重ねた笠地蔵レタリング

誰が描いたか1発で認識できる物を常に残していく。そんな作品への思いとマスターのイメージ像(悪そうな感じで頼むな!)に合わせた1着となりました。



是非これからも宜しくお願い致します!


とにかく。

筆は楽しいです。

私は日本墨書会の毛筆7段持ちですが

書道の経験とスノーボードの経験を足して2で割って希釈液のコツを掴み

精神統一して仕上げる。


集中力が物を言う。


スプレーにはスプレーの集中力があるのですが

筆の中でもピンストライプやレタリングはもう一段階上の遊びが繰り広げられる。(凹凸ある面へのペイントは立体を把握して描く。)

そんな感想です★


ありがとうございました!


これからまだまだ良い作品をお届けして行くので

お仕事の御依頼、貴方からの御依頼や質問等

お待ちしてます♪♪♪



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